和尚のちょっといい話
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友峰和尚のちょっといい話 【 第4518話 】
2025年 12月 30日 談


大晦日を迎える最後の設えのため真前にお供えする果物や野菜など朝一番に買いに行きましたが、スーパーマーケットは人・人・人で大混雑でした。セルフレジを済ませ大急ぎで本多町・瑞光寺に出向き、境内を融雪するための池から流れる水利の調整をして宝勝寺に戻りましたが、まさに“師走<しわす>”そのもので坊さんが走り回る姿は誠に滑稽です。午後から本堂正面に鏡餅を供え、応接間にも小さめの鏡餅を供えますといっきに雰囲気が変わり気持ちも俄然引き締まる感じでした。

宝勝寺 真前に鏡餅をお供えいたしました


応接間 の 鏡餅

以前カフェをお手伝いくださっていた 藤本さんと山口さんがご挨拶に来てくれました


昨日より妻が自坊から来ており、今年こそは大晦日と新年は夫婦でゆっくり過ごそうと願っています。どうやら大晦日を明日に控え新年を迎える準備は大方整ったように思います。新命和尚からは大安禅寺諸堂の守護神が祀られ、和尚の自佛堂でもある鎮守社の掃除を無事に終え鏡餅をお供えしたとの連絡を受け、感謝とともに心より安堵しました。遠く離れていても気になることは沢山ありますが、現在では留守を預かる新命和尚のおかげで随分と安心できています。明日は今年最後の檀信徒各々祖霊供養を心より厳修したいと念じています。友峰和尚より



