和尚のちょっといい話
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友峰和尚のちょっといい話 【 第4512話 】
2025年 12月 24日 談

本堂須弥壇上の 大掃除に取り掛かりました
今年こそは今年こそはと毎年思いながら本格的な掃除が充分出来ていなかった本堂須弥壇奥の十六羅漢像の掃除に取り掛かりました。凡そ創建当初に祀られたと思われる羅漢像で、全身に実に見事な彩色が施されています。


これまでに何度か掃除をされた形跡はあるものの、須弥壇の一番高い位置の奥に祀られている事から掃除が難しくまた極彩色の像は色が剥離するため長い間そのままにしていたものと思われます。

今回は一体一体を壇から降ろして慎重にしかも丁寧に埃を拭いながらの作業で、剥離して落ちている部分はジグソーパズルでもするかのように接着剤で復元しながら進めています。それにしても歴史ある随分と立派な羅漢像で、お身拭いを終えた羅漢様が喜んでいるように感じました。明日も引き続き作業を進めたいと思いますが、元旦にお参りするのを楽しみにしています。




中越様御夫妻が 年の瀬のご挨拶に来寺くださいました


霊苑管理事務所スタッフの皆様と 年末の慰労茶礼をいたしました


須弥壇上の御位牌や什器を 丁寧に拭いています
さてようやく本格的な大掃除に取り掛かり今年の終わりを意識したものです。やはり大掃除は良いですね!気分が爽快になります!「総持(そうじ)はなお妙薬の如し よく諸々の悪病を療治す」と回向にあるように、掃除は“真言”と感得しながら精進して参りましょう!! 友峰和尚より



