和尚のちょっといい話
![]() |
友峰和尚のちょっといい話 【 第4498話 】
2025年 12月 10日 談

午の年賀カード / 荒木画伯による制作
近年SNSの急激な発展によって年賀状の枚数が激減しているとの事ですが、そう言えば和尚なども年賀状とLINE通信の両方で年賀の御挨拶をすることが増えているように思います。とは言え、やはりお正月の元旦に届く年賀状は大変嬉しいもので新しい年を迎えた気分になりますから、年賀状が減少していくのは実に残念ですが今後も悩ましい状況は続いていくようです。

午前中に少林寺お檀家総代・中山家の月参りに出向き昨日描いた干支色紙を持参し御当主に差し上げましたが、床の間には昨年の干支「巳」の色紙が額に入れられ飾られており大変嬉しく思ったものです。

午後より 干支色紙描きに集中
自坊からは年賀状の絵柄に使用する来年の干支「午」の図を依頼されており、本日は午後より干支色紙描きに専念しました。長年続けてきた干支色紙描きも今年は取りやめにしようと思っていましたが、来年5月に副住職・玄峰和尚の晋山式を迎えると同時に和尚は退山するため今年を限りに干支色紙制作を終了したいと思います。これまでにおおよそ3廻りした和尚の干支色紙ですが、今年は例年よりかなり描く枚数は少ないながら出来る範囲で頑張って参りましょう。



さてどんどん月日が過ぎて行きますが、「待った!」無しの人生故に1年間を振り返りやり残した事が無いように師走月を歩んでいきたいと願っています。「朝打三千 暮打八百」お元気にお過ごしください! 友峰和尚より



