和尚のちょっといい話
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本日10時 傳燈寺境内にて
「働いて 働いて 働いて 働いて 働いて・・・・・・・・・」来た和尚の約70年ですが、それでもまだまだ働き方が足りません!人生には限りがありしかも老化現象が進めば働きたくても働けません!「ウサギとカメ」の話ではありませんが、人生は常に油断大敵なのです。人それぞれに日々働くことの理由が違うと思いますが、“働く”ということは自分の身体を使って健康を保持し、頭を使って知恵を働かせ、周りの方々との調和を図り、自分の生活を豊かにし、ゆくゆくは国家の成長に貢献する事だと思うものです。要するに働くとは自分の能力や体力並びに精神的工夫成長に繋がり実に有難い実践の行動なのだと思うものです。

高倉さん と 瓦屋さん / 傳燈寺の屋根瓦修復作業中

最近は「働き方改革」を模索しその目的を「多様な働き方を、個々の労働者が選択できる社会を実現する」とあるように、少子高齢化社会の加速により「労働力不足や長時間労働の是正」また「働き方の多様化」などへの取り組みが求められているようです。

雨漏りを修繕してもらっています

本日は少林寺と宝勝寺の雪囲い用の竹を切るため傳燈寺に出向き、境内の竹藪から数十本の孟宗竹を切り出しました。また傳燈寺本堂天井の雨漏りがひどく瓦屋さんに来て頂き修復作業をしてもらいましたが、山中の寺院の維持管理はなかなか難しい状況が続いています。

和尚は境内から数十本の竹を切り出し 車に積み込みました

少林寺に竹を運び、本堂の雪囲いをしました



つづいて 宝勝寺の庭へ



少林寺と宝勝寺の雪囲いは例年実施しており、本日は傳燈寺から切り出した竹で補強しました。ひとくちに働くと言っても「気力・体力・能力」が不可欠ですから「働き方改革」は実に悩ましい課題のようです。和尚のような世代は「不言実行」を旨として来ただけに「論より証拠」で何もいえね~ですね。「孤軍奮闘」頑張って参りましょう!くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より



