和尚のちょっといい話
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今年の6月、フランス・アンジー市で「日本禅文化交流展」を開催したおり、日頃よりフランスの道場で剣道を修練されているというエリック氏がマークイゴネ・ギャラリーにご来場くださり野口翠智先生並びに御社中皆様による華展とお茶会にご参加くださいました。

アンジー市で開催された「日本禅文化交流会」



その際に和尚が書いた墨蹟「平常心」をエリック氏に差し上げたところ「墨蹟を手ぬぐいに印刷したい」とのご要望を頂き快諾しましたが、このたび完成した品物を荒木画伯がフランスから送付してくださいました。

手ぬぐいは剣道修練者に記念品として配布し、稽古でも使用されるとの事で大変嬉しく思っています。和尚にとってもこの度のアンジー市墨蹟禅画展開催の記念になり個展開催当時を想い出していました。あれから約5ヶ月が過ぎましたが、実に充実したフランスでの日本禅文化交流展であったと有難く回顧しています。機会があればもういちど渡欧して墨蹟禅画展と坐禅会を開催したいと願っています。

金沢大学 人間社会学域 地域創造学類の学生さんから取材を受けました
本日は金沢大学4年生の学生さんから取材を受けましたが、寺院を取り巻く環境はますます厳しさを増しており伝統的仏教布教の今後の在り方や方法についてもいっそうの工夫が求められています。特に現代の若者達にとって寺院との関わりは遠ざかる傾向にあるだけに、各御寺院の特に青年僧の方々の今後の活躍を大いに期待するものです。

4年生の 門脇さん と 荒俣さん

学生とお寺の関わり方、地域の人々とのつながりについて取材を受けました

取材終了後、本堂内を拝観されているようす




ふれあいパーク霊苑を視察中のようす



奥の院にて

まもなく全国から選抜された各宗派8名の僧侶による「H1法話グランプリ」が12月6日(土)「なら100年会館」で開催されますが、大安禅寺玄峰副住職も出演予定をしており仏教布教活動の新たな展開を示していくようです。さていよいよ11月もあと4日間を残すのみとなりました。温暖な気候が続いていますが皆様にはくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

京都香老舗 松栄堂 の 村林氏と



