和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4474話 】
2025年 11月 16日 談

 

宝勝寺 境内のニシキギ

 

晩秋を迎え境内の草木の風景は一変して真っ赤に染めています。このところ爽やかな良いお天気が続いていますが、そのお天気も今日までということで明日からは北陸の冬独特の冷たい雨とどんよりとした厚い雲の広がる荒れた気候が続くとのことでした。

 

午前10時半より 恒吉家御尊父様の七回忌法要を修業いたしました

 

清々しい日曜日の朝を迎え本日午前10時半より恒吉家御尊父様7回忌法要が修業されましたが、堂内の空気は澄み切っていてなんとも気持ちが引き締まる思いでした。12月師走月にかけて祖霊供養や年忌法要が増えていきますが、今年1年の締めくくりの月でもあり、気持ちを集中させて追善供養に臨んでいます。

 

 

法要終了後すぐに葬送の儀に出向き、山﨑家御尊父様のお葬儀導師を務めさせて頂きました。最近は和尚と同世代の方々がご逝去されるに及び、追善供養とともに心よりご冥福をお祈り申し上げています。

 

午後1時より霊苑にて 林家墳墓開眼並納骨之儀  / 桂岩寺様が御供養諷経を修業くださいました

ほととぎす

 

まもなく11月23日(勤労感謝の日)に先代・大安禅寺住職第二十一代・實道和尚(昭和63年11月23日遷化)の祥月命日忌を迎えますが、前日の22日は微妙院(母・二三枝)の月命日忌でもあり、合わせて報恩菩提追善供養諷経を厳修したいと願っています。

 

ツワブキ

 

「ほろほろと 鳴く山鳥の 声聞かば 父かとぞ思う 母かとぞ思う」とは行基菩薩の御歌ですが、両親の生前の慈愛に深く感謝する毎日となっていくようです。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

 

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