和尚のちょっといい話
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あざやかに紅葉した 山門前庭のもみじ
本日は素晴らしく澄み切った青空が広がる好天気となりましたが、皆様には恙なくお健やかにお過ごしの事とお喜び申し上げます。和尚にとってこの時期は1年を振り返る大切な月となっており、特に年間を通して大変お世話になった方々に感謝を込めてご挨拶を申し上げています。また依頼されていた宿題をクリアするための期間でも有り、本日は少林寺アトリエに出向き机に向かいました。

午前中、寺カフェについて旅行誌記事の撮影がありました

昨日のブログでは「一期一会」をテーマにしましたが、まさに「朝(あした)に道を聞かば夕べに死すとも可なり」と論語にもありますように「己事究明(こじきゅうめい)」こそ人生にとって究極の課題ゆえに日々怠りなく「己とはなんぞや?生きるとは何ぞや?仏とは何ぞや?」と自問自答することの意義を思う今日この頃となっています。


愛知県稲沢市 臨済宗妙心寺派寺院・圓光寺住職御夫妻とともに
午後からは愛知県稲沢市より圓光寺住職御夫妻が来寺くださり久しく応接間にて歓談いたしました。圓光寺御住職とは和尚が滋賀北陸教区宗務所長をしていた頃に圓光寺様も愛知西教区の宗務所長をしておられ、妙心寺宗務本所での全国宗務所長会議の際にはお互い積極的に本山の宗務行政に対して意見を述べていた事がご法縁となり、以後今日まで親しくご厚誼を頂いています。

萬松山 圓光禅寺|圓光寺様のホームページをこちらからご覧ください

先般は圓光寺新命副住職が教区青年僧の会の皆様とともに卑山霊苑視察に来寺くださったところです。本山の役職を辞してから数年経ちますが、大本山妙心寺宗務本所に毎年会議で出向いていた頃を今では懐かしく思います。まさに「光陰惜しむべし」で寸暇を惜しんでの残りの時間を大切に法務遂行の日々となっています。気楽に気さくに気分よく頑張って参りましょう!お元気にお過ごしください。友峰和尚より

茶室縁側から見る晩秋の空 山ごぼうとしだれ桜


