和尚のちょっといい話
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全国的に気温の低い朝を迎えたようですが金沢市内も約9℃と11月中旬の気温となり、寝具も冬布団と毛布を使用しなければならないほど寒さが身に応える感じでした。

午前中に金沢市役所歴史都市推進課の河村さんが来寺され、いつも卑山工事でお世話になっているPREの高倉さんを交えて屋根雪の落雪を防ぐための金具取付工事に関する説明が行われました。

各所を見てまわり 確認いたしました


打ち合わせの後には現場での工事説明となりましたが、今年は例年に無い猛暑が続いたこともあり12月から来年の2月にかけて北陸地方は大雪になるとの予測でしたので屋根雪対策を急がねばなりません。

2018年2月の豪雪 屋根から落ちた雪に埋もれる境内

2023年12月 除雪中にも屋根雪が落ちてくる瞬間
毎年屋根雪の落雪により、山のように積もった雪を除雪機で排除してきましたが、加齢とともにかなりの重労働を強いられるためこの度「屋根雪止め金具」の取り付け工事をすることにしました。効果のほどは分かりませんが、除雪の労力を軽減する対策としての効果を期待したいと思います。


午後1時より 斎藤家満中陰忌並びに墳墓納骨之儀
午後からは斎藤家満中陰忌並びに墳墓納骨供養が本堂で厳粛に修業されました。最近は法要に際し施主様との交流を大切にしており、故人を偲びながら追善供養の意義についても丁寧に説いています。

近年は冠婚葬祭の式の簡素化と年忌法要の簡略化が進んでいるだけに、卑山での法要や供養を通して施主様はじめ御家族ご親戚皆様との交流を最も大切にしながら同時に仏法の布教をさせて頂いています。さて、気候が良いと本当に気持ちも同調するかのように清々しく爽やかですね。朝一番に霊苑内を見て回りますが、どうやら「ゆう散歩」の代わりとなっている今日この頃のようです。友峰和尚より



