和尚のちょっといい話
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ほのかな芳香をただよわせる 秋のバラ

この時季の天候は急変するため墓域での御供養には大変気を遣います。午前中は本堂に於いて岡田家墳墓開眼納骨供養が修業され午後からは苑内にて高桑家の墳墓開眼供養が執り行われましたが、当初心配されていた雨風も無く穏やかな晩秋を思わせる風情の中で無事に終えることが出来た事に安堵したものでした。

午前11時より 岡田家墳墓開眼並びに御納骨儀が修業されました


午後2時より修業されました 高桑家墳墓開眼並びに御納骨儀にて
尊霊供養を修しながらいつも感じることは、故人の恩徳がそのままその日の気候に現れることです。本日は曇り空ながら気温も暖かく本当に追善供養の日和となったようです。明日は金沢マラソンが予定されており、このまま天気が崩れないことを祈っています。


さていつもカフェのお手伝いを頂いている金沢美大院生の坂東凛汰朗さんに卑山の寺旗のデザインをお願いし、本日その旗が完成し送付されてきました。さっそく開封し広げてみましたがとても素敵な仕上がりになりました。宝勝寺のシンボルともなる寺旗だけに、大切な行事の際に掲げたいと楽しみにしています。

本日送付されてきました 宝勝寺のオリジナル寺旗

「日々これ新たなり」で一日として同じ日は有りませんが、出来立ての旗を見ながら新たな夢や希望が湧いてくる感じがしたものです。これまで祝祭日には多くの家々が国旗を掲揚していたものですが近年ではあまり見かけなくなったように思います。


卑山では祝祭日には必ず国旗と佛旗を掲揚してお祝いしています。新たに寺旗が加わり、今後は旗を掲揚するポールもどうやらもう一本必要になって来たようです。新しい寺旗を広げて記念写真を撮りましたが、和尚の頭が御来光のように見え大満足の一日となりました。お健やかにお過ごしください。友峰和尚より



