和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4450話 】
2025年 10月 23日 談

朝日を浴びながら ふれあいパーク霊苑「奥の院」の草取り作業

 

秋晴れの良いお天気となり、長らくご無沙汰していた霊苑内の草取り作業に出ました。朝方の気温が14℃と肌寒く感じるものの、外作業には実に清々しく快適そのもので仕事も俄然捗ります。ふれあいパーク霊苑「奥の院」から開始し引き続き少林寺墓域にも出向き、特に杉苔の中に生えたしぶとい雑草を徹底して排除しました。

 

 

 

苑内の草引きと清掃でいつもお世話になっている 後藤さんと

 

カタバミやコニシキソウなど 厄介な草を丁寧に引き抜きました

 

 

まだまだ咲き続けている ふれあいパーク霊苑のバラ

 

 

千樹園の巻下さん 薔薇の消毒に来られています

 

 

少林寺墓苑に移動し、大きな雑草取り

 

 

 

 

草取り後にはいつものように除草剤の散布をして作業を終えましたが、なにぶんにも除草区域が広範囲に渡るため何度も草取り作業が求められます。何事もタイミングが重要で、毎年実施している草取り作業の日誌を参考にしながら進めています。今年の猛暑には本当に閉口しましたが、やはり気温が下がると外作業がずいぶんと楽になると同時に仕事も捗りいつもより早く作業を終えることが出来たものです。午後からは少林寺アトリエにて昨日に引き続き事務に専念し、夕刻までには日頃から気になっていた課題をクリア出来たようです。

 

 

本当に寸暇を惜しんで一日を無駄に過ごさないよう計画性を持ちながら丁寧に進めていますが、それでも時間が足りません! 世語に「明日ありと 思う心に ひかされて 今日もむなしく 夕暮れの鐘」と詠んだ方がおられますが、なんとも虚しさが伝わってきます。また別の世語に「今有りて 今無き今を 安らかに 忍びつつ行く 今ぞ嬉しき」とありますように、「光陰矢の如し 時人を待たず」と心得て今を大切に全力で歩んでいきたいものです。 

 

菊 / 宝勝寺境内

 

さて皆さん、頑張って参りましょう! 高市総理ではありませんが「働いて!働いて!働いて!」 傍(はた)が楽(らく)になるように願いつつ働いて参りたいものです。もう一句「長生きは 只働くの 他は無し 流るる水の 腐らぬを見よ」 くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

 

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