和尚のちょっといい話
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2025年の中秋の名月は10月6日(月)だそうですが、太陰暦で8月15日の月を“十五夜お月さん”と言い古来より月見団子を供えて作物の収穫への感謝を捧げたそうです。本来中国から伝わった習わしで、中国では「月餅(げっぺい)」を供えているそうですが日本では月見団子が一般的のようです。
法務打ち合わせの為 桂岩寺御住職が来寺くださいました
名月を詠んだ歌は沢山ありますが、和尚のお気に入りは「名月や 池を巡りて 夜もすがら」と詠んだ松尾芭蕉の一句です。また「名月や 畳の上の 松の影(其角)」の句もいいですね。なんとなく一句詠んで風流を楽しみたい季節を迎えていますが現実はまだまだで、ゆとりの時間を満喫するのはもう少し先のようです。
午後1時より 和尚の亡姉・拈華院 一周忌追善供養の法要を修業いたしました
昨年逝去した和尚の姉・日出子の一周忌祥月命日忌にあたる29日を前に、本日はさいたま市と福井市より和尚の従妹の西村様ご夫妻並びに川嶋様とご令嬢が宝勝寺に御来寺くださり、ご両家の御依頼で拈華院一周忌追善供養の法要を厳修いたしました。
法要修業後 久しぶりの懇親のひととき
幼少の頃より兄弟姉妹で母の実家に遊びに行き、従妹たちとよく遊んだものでした。法要後には応接間にてゆっくり歓談しましたが、本当に昔のことが走馬灯のように思い出され時の過ぎゆくのを忘れるほどでした。今は亡き姉もきっと笑顔で見守ってくれたものと思います。
本日は誠にありがとうございました
さて9月も残すところあと4日間となり「秋なれや 月を追う雲 逃げる雲」の一句ではありませんがやり残しの無いようにさらに法務に専念して参りたく念じております。皆様には季節の変わり目でもあり、くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より
萬松山 大安禅寺「ふるさと納税型クラウドファンディング」御支援のお願い
皆様のご支援とご協力を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。