和尚のちょっといい話
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大安禅寺 本堂内部のふすまがはめ込まれました
約7年の歳月をかけて石川県文化財保存修復工房で大安禅寺本堂の襖図の修復が行われていましたが、このたび全てが完成し本堂の元の位置に戻す作業が行われその際の動画が送信されてきました。実に素晴らしい光景を目にすることが出来、大変感動しました。
襖図は創建当初 <江戸時代1658年頃> 福井藩お抱え絵師・狩野元昭の筆で、襖図の他にも屏風や掛軸など多くの作品が保管されています。本堂の畳は9月中旬になるとの事で今から楽しみにしています。
日課となっている 霊苑内の早朝草取り作業
宝勝寺は本日もお盆明けの臨時休寺日となりましたが早朝よりの草取り作業は続けており、霊苑内ののちには境内の草取りをしました。それにしても作業中の蚊の襲来には閉口します。この時季の蚊は実に素早しっこく作業着の中にも入り込んで刺すため、蚊取り線香器具を身に着けての草取り作業ですがそれでも襲ってきますから厄介です。
霊苑に引き続き、参道から山門にかけての草取り
本堂裏手の中庭
本堂裏手の庭が見事でポンパドゥールのピンクのバラの花が一際可憐美しく、苔庭に涼しさを感じさせてくれています。また「日中友好の朝顔」も次々に花を咲かせています。
ツルバラ “ポンパドゥール”
作庭して約2年目を迎えていますが最近では寺カフェ利用のお客様にも親しまれており、茶室より庭を望む縁側の席が人気のようです。さて朝夕は幾分涼しくなって来ましたが、気候不順の折くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より