和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4370話 】
2025年 08月 04日 談

開会の御挨拶 / 少林寺本堂にて 坐禅研修会が開催されました

 

少林寺を会場に地元企業の坐禅研修会が開催されましたが、全国ニュースでも報道されていましたがなんと石川県小松市で気温40.6℃を記録し今年最高の猛暑日となりました。金沢市内も36℃となり、昨晩から少林寺本堂内は冷房をフル稼働しておきましたがそれでもかなり暑さを感じるほどでした。

 

はじめに 坐禅作法などの説明

 

午前7時には少林寺に出向き研修会の準備をし、研修生の御来寺を待ちながらしばし坐禅を組んでみましたがやはり早朝の座禅は格別なものがあります。午前9時には幹部の方はじめ社員全員が集合され、さっそく坐禅作法などの説明に入り約1時間の坐禅体験となりました。初めて坐禅をされる方もおられましたが、静かなお堂での瞑想時間となっていたようです。

 

和やかな雰囲気の中で 坐禅前のストレッチ

 

 

 

 

 

呼吸を整えながら より本格的な坐禅を体験されました

 

 

坐禅開始を告げる 木版を打ち鳴らしているところ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

静まり返る堂内 約1時間にわたる坐禅体験が行われました

 

 

 

 

坐禅終了後には和合の茶礼をした後、約1時間半にわたって本日の法話の演題「禅問答の公案=趙州洗鉢(じょうしゅうせんぱつ)=」を出来るだけ平易に話してみました。

 

坐禅終了後 休憩中の茶礼のようす

 

 

 

日常の話題を交えながら 「禅問答の公案」 についてお話しいたしました

 

 

 

 

そもそも本日の研修テーマが「思考方法としての“問い”を学び実践する」というものでありましたから、禅問答の話が皆様に十分に理解頂けたかは悩ましいところですが、研修生の皆様には本日は本当におつかれさまでした。「坐禅坐禅と言わしゃるけれど 腰の根太が痛うござんす」という道歌が有りましたが、「継続は力なり」で引き続き坐禅にトライして頂きたいと願っています。さて夕刻になっても気温が下がらず油断をすると部屋の中にあっても熱中症を心配するほどです。どうかくれぐれもお気をつけてお過ごしください。友峰和尚より

 

少林寺での研修会の最後に 参加者の皆様方との記念撮影

 

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