和尚のちょっといい話
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少林寺本尊 釈迦如来坐像 / 盂蘭盆会の準備 / 少林寺本堂
午前中より金沢兼務寺院・少林寺並びに寳勝寺盂蘭盆会の準備が進められましたが、なにしろこの暑さですから汗びっしょりになりながらの本堂設え作業となりました。日頃から寺内の掃除は行き届いているものの年中行事ともなれば話は別です。檀信徒の祖霊をお迎えするため須弥壇や位牌壇などは年末大掃除の如くに丁寧に掃除をして、お供え物が完了するといっきに御盆モードに切り替わります。
少林寺 本堂内のしつらえ
続いて午後より 明後日の寳勝寺盂蘭盆会の準備 / 寳勝寺山門
寳勝寺本尊 聖十一面観世音菩薩坐像
明後日の寳勝寺盂蘭盆会に向けて 本堂のしつらえをしました
今年の暑さは別格ですが幸いに少林寺も寳勝寺も冷房機が本堂内に設置してあるため本当に助かります。扇風機だけでは熱風を送風する感じですから焼け石に水と言った感じです。
午後1時 中澤家三回忌墓前諷経を修業いたしました
午後からはふれあいパーク霊苑での中澤家三回忌墓前諷経が修業されましたが、時折苑内を吹き抜ける風は値千金です! 綺麗に掃除が行き届いている霊苑内には薔薇を始め多くの花が咲いています。時折墓参の方が来られていましたが、明日は土曜日という事で多くの参詣者が見込まれ境内の整備も急がれます。
金沢各寺院に兼務住職して14年目の盂蘭盆会を迎えますが、和尚も喜寿を超え各寺院護持にも体力の限界を感じ始めています。「いつまでも 有ると思うな 親と金」という格言が有りましたがどうやら自分の健康や命が危ぶまれる昨今となっています。愛山護法と報恩菩提の仏心のみが自分を支えている今日この頃のようです。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より