和尚のちょっといい話
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アンジー市、マーク・イゴネ氏のギャラリーでの「日本禅文化交流会」開催は地元の多くの方々がご来場くださり通訳士の方を通して積極的に交流をはかりました。
墨蹟禅画は約30点ほど展示し、同じ会場で禅語の意味などを説明しながら墨書しました。
また同時に文房流晴心会野口支部の皆様による茶会も行われ、約100名を超える参加者で終日大盛況となったようです。
午後からは柔道場で坐禅会が開催されこちらも約30名程の参加者があり、最初に丁寧に坐禅の座り方や呼吸の仕方など指導しましたが、本当に熱心な方がばかりで禅に対する関心度の深さを思いました。
1時間半に渡る坐禅でしたが途中で警策を申し出る方も沢山あり、本当に充実した坐禅会となりました。坐禅会終了後は幾つか質問を受けましたが、一応に初めての坐禅体験を喜ばれていました。
禅はフランス国内では非常に関心度が高く、アンジー市にあっては日本の禅僧が坐禅指導をしたのは初めてだそうです。
すべての催事を無事終了して
マーク氏へ 今回の坐禅会の警策を 記念として贈呈
全ての催事を無事に円成することが出来、有り難く感謝致しました。今回はマーク・イゴネ氏とマーク荒木芳栄さんには本当に色々ご配慮を頂き心から感謝申し上げました。
アンジーを発つ朝、宿泊したホテルにて
パリ市内への 送迎バス
大変お世話になりました マーク氏との別れのご挨拶
「禅文化交流会」を開催するたびに多くの方々との新たな出会いがありまた新たな体験をします。常に己事究明を目的に今後も更なるチャレンジをして参りたいと願うものです。友峰和尚より
滞在していたホテルから 出発