和尚のちょっといい話
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「日本禅文化交流」アンジー市での開催日を迎えました。マーク・イゴネ氏の希望で朝一番に御自宅3階のマーク氏の書斎で御祈祷諷経を修業しましたが、これまで晴れていた空がにわかに曇り雨が激しく降り始め、御祈祷が終了すると太陽の神々しい光が差し込んでくるという信じ難い現象が生じる中、本日のカリキュラムに沿って野口御社中始め関係者皆様のご協力を得ながら最終の会場設営に入りました。
通訳をご担当くださる 三井さんと萩さんです
午前10時からアンジー市の市長様始め御招待の方々を迎えて野口翠智先生並びに御社中の招待茶会が開始され、文房流のお煎茶のお点前が披露され和気藹々の楽しい和やかな席となったようです。
アンジー市の市長様、地元名士の方々を招いて 招待茶会
招待茶会が終了した後、和尚はギャラリーに移動して墨蹟を披露しましたが、通訳の萩さんを介して禅語の説明を加えての墨書となりこちらも多くの方に見学して頂き禅の書の魅力を伝える事ができたようです。
野口御社中の皆様はお茶会のお手伝いをしながらいけばなも同時に進め、会場はいっぺんに華やかな雰囲気に包まれていき今回は野外生花も披露されました。
午後2時からはアンジー市の隣町・ムイ市の柔道体育館にて坐禅会が開催され、約30名の参加者が約1時間半に渡り坐禅を体験されました。
ムイ市の柔道場に移動し、坐禅会を開催
坐禅中には次々に合掌して警策を受けるほど真剣に取り組む方が多くおられ、「禅zen」への関心度の高さを感じたものです。
坐禅会終了後、参加者から質問を受けました
墨蹟大書と野口先生の生花実演も実施され参加者皆様から盛大な拍手を頂き、笑顔溢れる日本禅文化交流の席となり主催者一同安堵いたしました。
応募された地元市民の方々を招いてのお茶会
今回も沢山のご来場者を迎え成功裡に円成出来ましたのは偏にマーク・イゴネさんと荒木芳栄さんの並々ならぬご協力とご尽力の賜物と心より感謝するものです。明日はもう少し今回の体験談を書いてみたいと思います。
マーク・イゴネ氏と 書斎にて
催事の準備をされる荒木さん
大安禅寺並びに宝勝寺檀信徒皆様から絶大なる御支援を賜り本当にありがとうございました。
明日も全身全霊で頑張りたいと願っております。ありがとうございました。友峰和尚より