和尚のちょっといい話
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霊苑に差し込む 朝陽
「早起きは三文の徳なり」と言われますが、加齢に合わせるかのように早起きが苦にならないようになってきました。若い頃は早起きは苦痛の極みでしたが年齢とともに今ではすいすいと眼が覚め、眼が覚めるとぐずぐずせずにさっそく作業支度をして草取りにいざ出陣!!
早朝の霊苑ほど空気感と言い静寂さと言い清々しさと言い正に三文の徳なり!で、それに加え草取り作業は身体に程良い運動となりおまけに霊苑が綺麗になるのですから三文どころか無限の恩恵を受けるものです。
先般より励行している草取り作業ですが、綺麗になればなるほど新たな雑草が目に付くのはまるで坐禅の行に似て瞑想をすればするほど煩悩妄雑も深くなっていく状況と同じです。専門道場で作務(さむ)を修行の一環として重視するのはその点にあるのだと実感します。
霊苑奥の院 三界萬霊塔ならびに歴世塔、顕彰碑
渡欧を目前に 文房流晴心会野口支部・野口翠智先生と酒井様が、御挨拶に来寺くださいました
チェリーセージ
さて世界一美しく掃除の行き届いた理想の霊苑を目指し早朝の草取りの行を続けて参りましょう。午前中に地元銀行の方が所用で来寺され、その際にスマートフォンからタッチ決済で支払いが出来る「アップルペイ」のインストール方法を教えてもらいました。まもなく渡欧しますが海外ではキャッシュレス決済が便利なため、これで更に一安心といったところです。
福邦銀行金沢中央支店の 堀口さん
スマートフォンのタッチ決済について教えて頂きました
午後3時より 堀内家・須貝家の祖霊追善法要を修業いたしました
午後になって卑山須貝総代ご夫妻が来寺くださり祖霊供養を修業した後は中庭にてゆっくりと歓談しましたが、話題は今回の渡欧先での日本文化交流墨蹟禅画展のことでした。出発日が近づいて参りましたが法務のやり残しの無いように緊張感を持って進めて参りたく念じています。友峰和尚より
須貝総代御夫妻とともに