和尚のちょっといい話
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友峰和尚のちょっといい話 【 第4226話 】
2025年 03月 13日 談
< 河口湖から望む富士山の写真 >
「お富士山さん 霞の衣 ぬがしゃさんせ 雪の肌(はだえ)が 見とうござんす」とは江戸の高僧・白隠慧鶴(はくいんえかく)和尚の一句ですが、この時季の富士の姿は絶景です!「晴れて良し 曇りても良し 富士の山 元の姿は 変わらざりけり」とは幕末の剣客・山岡鉄舟(やまおかてっしゅう)の一句です。どちらの句も富士山を讃えた歌ですが、日本国の象徴のような富士山はどこから眺めても素晴らしい姿を見せてくれます。
今朝の宝勝寺境内
(株)豊蔵組顧問の江川氏 と (株)ココ・プランニング川面専務とともに
特に早春の富士は全山が雪に包まれ、新緑の緑とコラボして言葉を失うほどです。和尚も何度か富士山を遠望しましたが登ったことは一度もありません。一生涯でいちどは登頂してみたい富士山ですが、どうもその夢は叶わないようです。
春季彼岸会に向けて 境内清掃中
まもなく桜が満開になりますと更に富士山とのシチュエーションはその美しさを増し実に圧倒されるものです。さて、本日は春季彼岸会を16日(日)に控え、職員とアルバイト学生さんが境内の掃除と整備作業に汗を流しましたが、週明けは寒の戻りで雪マークが出ているものの日増しに春めいて来た今日この頃となっています。友峰和尚より