和尚のちょっといい話
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屋根まで届きそうな 少林寺本堂前の雪山
ここ数日は大雪への警戒が続いていましたが、昨晩はそれほどでも無く胸を撫でおろしたものの境内の除雪作業は欠かせない日課となっています。午前中に少林寺の奥様より緊急の電話が入り「境内の除雪をして欲しい」との要請で宝勝寺境内の除雪後に出向きましたが、金沢市内も場所によって降雪量も異なり少林寺は思ったより雪が多く、御年90歳を越える奥様にとっては外にも出れず不安な一夜を過ごされたこととそのお気持ちを察した次第です。
奥様のお家から山門にかけて除雪
奥様の不安を解消するためお家の玄関口から境内にかけていつもより広く除雪をして宝勝寺に戻りましたが、少林寺では今年4度目の除雪となり明日からは寒気も緩むとの予報で、ようやく除雪作業から解放の兆しが見えて来たようです。
山門前から車道にかけても 広々と除雪しました
除雪機での事故も多発していますが、本日も少林寺山門前を除雪中に車道を通る車と接触しそうになり危うく大怪我をするところでした。除雪機のエンジン音が大きいために周囲が不注意になりがちで、一人で作業することの危険さを体験したものでした。除雪機も操作が複雑でついつい運転に気を取られがちになりますから大変疲れるものです。
さて、この時期は新しい話題とはまったく無縁で一日じゅう除雪・除雪・除雪でブログも味気ない文章になりますが、和尚にとっては願ってもない筋トレと体力アップの時間で冬場の運動不足を解消することが出来、まさに「和尚のすこぶるいい話」に違いありません! どこにいい話が潜んでいるか知れたものでは無いですね。そうそう明後日から三連休となりますが、本日も寺カフェ休業ながら何組もの観光客の方が和尚に声を掛けてくださいました。「今日はカフェはお休みですか?! おつかれ様です!」「どちらからですか?」「千葉からです!」となんでもない会話が疲れを癒してくれました。友峰和尚より