和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第4161話 】
2025年 01月 07日 談
強風のなかで 融雪の準備をしました
北陸地方に於いてこの時季に雪が降らないわけがありません。今年の新年は雪の無い穏やかな幕開けでしたがそれも今日まで、明日からはこの冬最大の寒波が日本海側を襲うとの予報ですから油断は出来ません。早朝より強風とともにアラレ混じりの冷たい雨が降り大雪となる前触れの予感がしたものです。
本日は休息日を利用して大雪に備え除雪機の点検と境内の整備をしましたが、作業をする間にも強風で看板が吹き飛ばされる始末!なんとも恐ろしいほどで、山門前では雨が降りしきるなか無電柱化工事が進められており、坪庭の土木作業が始まっていました。工事が終わり次第、新たに山門前に相応しい枯淡な庭を造りたいと楽しみにしています。
冷たい雨の中 無電柱化工事のための 前庭掘削が進んでいます
山門前が通行止めとなっている関係で寺を訪れる人も無く、年明けをゆっくりと寛ぐことが出来ました。家内が作り置きしてくれたおせち料理もすっかり食べ尽くし再び自炊生活が始まろうとしており、それもいつもの年明け風景ながら何か違った新しい感覚を覚えるもので、歳を取ってもお正月は気分を心機一転させてくれ実に有難く思うものです。さて相変わらずインフルエンザが猛威を振るっているようですから皆様にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。友峰和尚より
境内の 白梅のつぼみ