和尚のちょっといい話
大安禅寺 アトリエから望む白山連峰の雪景色
雪模様の朝を迎え一段と気温が下がり身震いするほどでした。北陸地方は今年一番の寒波襲来で、新潟湯沢では1メートルを超える大雪になったとか。福井市内は約3センチほどの積雪で明日には冬型の気圧配置も緩むそうで安堵しています。
午前中は来客応対に当たり、自坊に帰ってもやはり日課は宝勝寺と全く同じリズムで変わらず午後2時頃まで接客と会議に集中しました。午前中の最初の御来客はJPかんぽ生命の職員の方で、これまでの契約内容の確認と新規契約などが主な内容でしたが、気がつけば和尚も77歳となり普通や特別養老保険はたまた終身保険なども身につまされるほど身近な状況を迎えているようです。
終身保険などは子供達に迷惑のかからぬよう終活の一部となっており有難く感じています。約2年前に不意の病気で入院を余儀なくされましたが、その際にも保険の有難みを痛切に感じ取ったものでした。いずれにしてもいつ健康を害するかも分かりませんから、保険を掛けておくことは安全安心に繋がるものですね。
また久しぶりに地元旅行業者職員の西内さんに来寺頂き、来年6月に計画している研修旅行についてのヒヤリングをいつもお世話になっている文房流晴心会の野口翠智先生と受けました。西内さんとお会いするのも久しぶりで、旅行計画の打ち合わせよりも懇親の時間が長かった感じでした。
2019年4月に開催されたフランス・サンリスでの「アートサクレ芸術祭」で墨蹟禅画展並びに茶華道会を開催してから早や6年の歳月が過ぎましたが、再び海外での墨蹟展と坐禅会にトライする為の計画をしており、和尚にとって人生最後の海外での禅布教の旅となることを願っています。
庫裡の屋根 一面真っ白になりました
さてパソコンの不具合でさっそくIT業者の増田さんに修理に来てもらいましたが、あっという間に復帰しさすがに感服いたしました。1日を通して色々な方との出会いがありますが有難く感謝するばかりです。明日は法務のため宝勝寺に戻りますが、自坊で過ごす時間は本当に心から癒されます。鎮守堂と自室の年末大掃除をして今年一年間の感謝の真を捧げたいと思います。友峰和尚より