和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第4133話 】
2024年 12月 10日 談
「 龍翔萬年寿 」 令和甲辰 渓仙 書
よく晴れ渡った秋空となりました。午前中に少林寺お檀家総代・中山家の月参りに出向き今年最後の諷経ということで来年の干支色紙を持参しましたが、床の間には今年の干支「辰」の色紙が額に入れて飾られており早くも主役交代で、なんとも一年の過ぎゆく早さには驚きます。
それにしましても今年の干支「辰」の色紙図は自分でも感心するくらい丁寧な色使いがなされており、昨年の力の入れようを感じ取ったものです。今年は「巳」年で一筆描きで仕上がる感じで、ずいぶんと早く描けています。干支色紙は今年で最後にしたいと思っているだけに、「巳」の図も色々な図柄にしてみようと余裕の制作となっています。
さて月参りから帰山後はすぐさま境内の融雪にともなうパイプ設置や除雪機の点検作業をしました。今日のような好天気は今後期待しようもないですから油断は禁物で、昨年同様に21日頃から北陸地方は強い冬型の気圧配置になるとの予報ですから備えあれば憂いなしです。
境内の落ち葉掃除
本堂周辺の側溝の掃除
融雪パイプと除雪機の点検整備をしました
この時季は一刻たりとも寺院を守るためのメンテナンスが欠かせませんね。この冬をクリアするのに誰がいったい苦労するかと言えば自分自身なのですから。「苦あれば楽あり」に決まっています!人生色々!和尚はヨロヨロ!なんとか頑張って参りましょう!負けてたまるか!為せば成る程じゃ! 友峰和尚より
福邦銀行金沢中央支店の堀口さんと