和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第4113話 】
2024年 11月 20日 談
すっかり落葉した枝垂桜と、赤く色づいた柿の葉
今朝方も気温4℃と冷え込みましたが、和尚はどちらかと言えば寒いほうが過ぎしやすく感じます。昔は11月に入ると初雪が降ったものですが、年々暖冬のせいか遅くなっているようです。午前中に墳墓開眼供養が修業され、読経中に筋状の雲が幾重にも風に流されていく様は晩秋の風情を思わせるに十分でした。ふれあいパーク霊苑内の木々はすっかり紅葉し、薔薇の花も名残の花を咲かせています。
午前10時半より 墳墓開眼供養諷経を修業いたしました
11月23日(土)は大安禅寺先代住職・實道和尚(父)の祥月命日忌に当たり、今年は新命和尚はじめ家族全員が宝勝寺での法要に参詣することになっているため午後より本堂はじめ各部屋の徹底した大掃除をしました。また令和8年5月16日の新命玄峰和尚晋山式の際には實道和尚37回忌追善法要を合わせて執り行う予定をしています。
さて昨日の午後に宝勝寺に法務遂行のため移動しましたが、山中の大安禅寺も街なかの宝勝寺も悠久の歴史を経た禅刹としての風格を感じるものです。創建当初からの禅寺としての佇まいに深い安すらぎを覚えるものです。毎日楽しみにテレビ観戦している大相撲11月場所も早や11日目、日々全力で闘っているお相撲さんの姿にも長い歴史を感じる今日この頃です。友峰和尚より