和尚のちょっといい話
宇都宮家御母堂様 三回忌法要
穏やかな日曜日の一日となりましたが、朝一番に少林寺お檀家中山家の月参りに出掛けたのち引き続き午前10時半より宇都宮家御母堂様の3回忌法要が修業されました。昨年の一周忌法要の際には施主である御主人も参詣されましたが、今年は御高齢ということもあり欠席され一年の重みを感じたものです。また午後1時からは岡野家3回忌法要が修業され、終日読経三昧の行となりました。
終日読経三昧の行となりました
午後1時より 岡野家3回忌法要が修業されました
ここ数年、年忌法要を依頼されるお家が増えて参りましたが住職として本当に嬉しく思っています。法要は仏教布教の場で有ると同時に参詣者皆様の安らぎの場でも有りますから、全身全霊で追善供養に臨んでいます。いつも感じるのは法要後の懇談の席で、参詣者皆様の本当に和やかな雰囲気の中でまるで故人がその場におられるような錯覚さえ覚えるものです。お釈迦様の教えは「和を以て尊しとなす」ですから当然の事なのかも知れませんが、法要の意義を知る瞬間でもあります。
15時より 墳墓開眼法要が修業されました
法務のため御出頭くださいました 豊財院様と
兵庫県より 長らく御法縁を頂いている大谷様が来寺くださいました
夕刻には安堵感も手伝ってどっと疲れが襲って来る感じですがどこか心地よさも覚えます。さて時間の合間を見ながら庭掃除に入っています。雑草も煩悩も実に無尽に生じていきますから、日々草取りと掃除を励行して参りたく思います。頑張って参りましょう。友峰和尚より