和尚のちょっといい話
すっかり紅葉した境内の沙羅双樹
今日は「立冬」でまったく暦通りに朝方の気温は6℃と実に冷え込み木枯らしの吹く寒い一日となりましたが、皆様に於かれましてはお元気にお過ごしのこととお喜び申し上げます。季節は11月ですから寒さは無理もない事ですが、いっきに寒くなるのも如何なものかと体調管理に気を使います。富士山は初冠雪となったとか、北海道では雪模様とのことですから冬支度を急がねばなりません。
ニシキギ
アメリカ大統領選挙はトランプ氏が当選されたとの報道に世界各国の首脳から色々なコメントが寄せられていましたが、世界全体がカオス状況下にある今日において石破総理には子供達の未来に希望の持てる国づくりを願うばかりです。
小菊
和尚は団塊の世代ですが、約77年の人生を振り返れば終戦後の混乱時期を乗り越え高度成長期のもとで本当に充実した日々を過ごして来られたことに心から感謝するものです。特に福井市は、戦争!空襲!地震!水害!と四重苦を強いられた昭和20年代を生き抜かれた先人達の辛苦を思う時、「艱難、汝を玉にす」という言葉にすら心痛を感じます。
「禍を転じて福となす」とは言え、災難から立ち上がるためには多くの労力が伴い国家の支援や人々の協力を得て初めて復興への道筋が見えるというものです。今や日本は災害国家!石破総理には力強い国土復旧政策を実践に移して欲しいと願って止みません。さて国家安寧を切に願いながら日々法務遂行に専心して参りましょう。気候不順の折、皆様にはくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より
ヒメツルソバ