和尚のちょっといい話
午前7時 墓域の草引きを開始しました
ずいぶんと朝夕涼しくなり午前7時より墓域の草引きにいざ出陣!秋の蚊はすばしっこくまるでステルス戦闘機のように襲ってきますから覆面をし長袖を着て防御し、またこの時季のアリも衣服の中に侵入して皮膚に噛みつき痒みと痛みをともなうため、長靴を履いての草引き態勢です。
芝生の中に 細かな雑草がいっせいに伸び始めています
覆面マスクと長靴 完全防備での外作務
朝陽が強く照りはじめた頃 麦わら帽子を装着
今年は猛暑日が続いたせいか、雑草もいつもの種類とは違った草が成長していました。草引きはタイミングを逸すると雑草のタネがいっせいに飛び散りますから油断は出来ません。ふれあいパーク霊苑の最も奥にある墓域は卑山檀信徒墓地で「奥の院」と称し、宝勝寺が創建された当初からのお檀家で約400年の歴史を有する当時の加賀藩を支えた武家や藩医、名家のお墓です。
奥の院をはじめとして苑内は常に綺麗に整備されており、最近では外国人観光客も多くの方が見学に訪れ墓地公園としても人気があるようです。約3時間ばかりの草引きでしたが、途中からはいつもお世話になっている後藤さんも加わりすっかり綺麗になりました。
いつも外作業でお世話になっている後藤さん 芝生の根をカットされているところ
作業の途中 後藤さんと休憩の茶礼をしました
気温が急激に下がったおかげで草引き作業もずいぶんと楽になりました。今後は時間の合間を見て早朝に墓域の草引きに入ろうと思っています。「注意一秒、怪我一生」という標語が有りますがまさに草引きもそれで、わずかな時間で墓域が草茫々にならずに済みますから毎日少しずつでも作業する事が大切です。さて気分は爽快です!指先の運動も認知症防止の役に立ち草引き最高!爽秋の朝の空気も最高!精進して参りましょう! 友峰和尚より