和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第4050話 】
2024年 09月 18日 談
中秋の名月 / 野々市市上空 撮影:菅波淳之介
昨晩は素晴らしい中秋の名月を観賞することが出来ました!いいですね!絶景でしたよ。地平線にある時は実に大きく輝く月でした。幸いに雲も少なく、くっきりと空に浮かぶ名月には感動すら覚えました。いつも寺カフェのお手伝いをしている菅波君が自宅前で撮影した満月の画像を送信くださいましたが、彼は大学で天文部に属しており、日頃から天体観察に熱心で昨晩の名月も自分で撮影したものです。
宝勝寺から撮影した中秋の名月
宝勝寺玄関前の 白萩
さて本日も午前午後とも墓前開眼納骨供養が修業され、墳墓開眼に用いられた頌偈は「風碧落を吹いて浮雲尽き 月青山に昇る玉一団」という一句でした。全身全霊で一句を唱えるため入魂終了後には放心状態に近い状況となり、日頃からの気力体力の鍛錬を感ずるものです。
墳墓開眼供養諷経を修業いたしました
水鉢にお供えされた花々 / ふれあいパーク霊苑にて
昔は疲れてくるとよく「フラフラフープ」と口ずさんだものでした。大流行したフラフープも今ではあまり見なくなり、すでにレトロな感じがしますね。現代では「疲れっピ」と言うのでしょうか?それも古いですか?なんともやるせない気持ちに襲われる今日この頃となっています。さて秋季彼岸会が近づいて参りました。祖霊供養の大切さを説きながらしっかりご供養申し上げて参りたく思います。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より