和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3970話 】
2024年 06月 30日 談

恵みの雨を受けて 夏のバラが生き生きと咲き始めました

 

梅雨の戻りのような蒸し暑くどんよりとした気候の日曜日となりましたが、時折強く吹く横なぐりの風が霊苑内の日よけテントを吹き飛ばす有様で、寺町界隈は人通りも少なく終日大荒れの天気模様となりました。午前中には本堂での年忌法要が修業され午後からは霊苑内での開眼納骨供養が営まれましたが、いづれも無事に終えることが出来安堵したものでした。

 

本堂にて 亡き御母堂様の一周忌法要を修業いたしました

 

 

深緑に包まれて 墳墓開眼納骨法要を修業いたしました

 

 

 

6月も今日が最終日となりましたが、明日からお盆月を迎えるにあたりこのところ祖霊供養を申し込まれる御家が増えて来たように感じます。また7月7日の七夕(たなばた)はインドではお盆の入りを迎える日で、15日が盂蘭盆(ウランバーナ)ということになります。「七夕」は「棚旗」とも書き、祖霊をお迎えする施餓鬼棚を縁側に設え施餓鬼旗を立てるところから「棚旗」と言います。東南アジアでは迎え火や送り火をされる風習が有り、お盆に限らず毎日励行されているようです。

 

 

さて宝勝寺でも盂蘭盆会の準備に入っています。まずは仏壇や堂内のお掃除から出発です!「恐ろしき 地獄の底の鬼とても おのが吹き出す ものと知らずや」と歌を詠まれた方がおられますように、お盆を前にお掃除を徹底して参りましょう。お掃除お掃除ホイサッサ!頑張ってやりましょう! 友峰和尚より

 

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