和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3939話 】
2024年 05月 30日 談

寺町界隈には修学旅行と思われる学生さんの姿が大勢見受けられ、先般京都に出向いた際も駅構内では全国から観光旅行に来られている学生さんの集団と出会いました。学生さん達の初々しい姿を見るのは本当に元気が出るものです。

 

日々生長する 花壇の花々

 

午前中に岸家葬送の儀のために葬祭会館に出向きましたが、気温も上がり汗ばむような一日となりました。午後からも少林寺お檀家角尾家の仏壇抜魂諷経を修業し、少林寺にお祀りできる御本尊佛や木魚始め仏具などは持ち帰り使わせて頂くことにしました。近年はマンションに住居を移すお檀家が増加し、それに伴いこれまで長くお祀りされてきた仏壇などが整理される事象が増えつつあります。なんとも悩ましい状況ですが、時代の推移と共に仏壇の有りようもここに来て変化していくようです。

 

寳勝寺檀信徒の津田様が 御参詣くださいました

 

夕刻には東京より寳勝寺お檀家の津田善子様がご主人の祥月命日忌の墓参に来寺され、本堂でご供養諷経を修したのちお庭で久しく歓談しました。この時季は出来るだけ外庭でおもてなしの茶礼をするよう心掛けています。

 

お庭での 茶礼のひととき

 

時折吹き抜ける初夏の清々しい風は値千金です!「六月清風を聞かば人間恐らく値なからん」とはまさにこのことであろうと、法務を終えてゆっくり寛ぐことが出来た一日となったようです。友峰和尚より

 

 

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