和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3927話 】
2024年 05月 18日 談
日々 緑濃くなる宝勝寺 中庭
気温がうなぎ登りとなり日中には27℃を越え夏日となりましたが、時折強く吹く初夏の風は実に涼しく爽やかです。土曜日のカフェは相変わらずのんびりとした時間が流れ、外国人観光客の方が新しく完成したガーデンでゆっくり寛ぐ姿が印象的でした。
日中友好の朝顔 発芽作業
午後からは庭整備に入りましたが、今年も職員の手によって宝勝寺の風物詩ともなっている「日中友好の朝顔」の種の発芽作業がなされました。毎年山門前と境内の塀沿いに見事な花を咲かせ、以前にはNHKの全国放送のニュースでも金沢市の初夏の風景として報道されました。
2日ほどで 芽が伸び始めました
日中友好の朝顔 <2023年 7月20日撮影>
朝顔の特徴としては赤紫色の花弁に白い縁取りがある大輪の花を咲かせ、毎年参詣者やカフェ利用者の方々が愛でています。また裏庭の整備された土手にも季節の草花が植えられました。次々に色々な可憐な花が咲く宝勝寺・寺カフェをお楽しみいただけたらと願っています。
裏庭の整備された土手に 草花を植えています
アゲハチョウ
今朝方もウグイスがすぐ近くでさえずり、どこからともなく蝶々が蜜を求めて来ています。「花鳥風月」とは正にこの風情を指す心境を言うのであろうと思います。明日からは再び法務遂行の日々が続きますが、自然の営みを観察しながら心安らかに過ごして参りたいものですね。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より