和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3921話 】
2024年 05月 12日 談
初夏の穏やかな日和の中での宝勝寺カフェですが、兎にも角にも境内の草木が新緑に包まれここが金沢市内の寺院なのかと疑うほどの美しい景色を見せています。午前中に谷家一周忌法要が本堂で厳かに営まれ、心より故人の御冥福をご家族ご親戚皆様と共にお祈り申し上げました。
法要の最初には必ず 宝勝寺の由縁と本尊佛についてご説明いたします
ふれあいパーク霊苑の御法縁を得て近年は卑山で年忌法要を修業されるご家族が増えていますが、ご法要は仏教布教の場と承知して法要後には説法を通してご遺族ご家族の方々との親交を深めています。午後から寺カフェ利用の観光客の方々がゆっくりとした時間を過ごされている風景は、寺院ならではの悠久の歴史を有する癒しの場となっているようです。
昨日は裏庭の整備をしましたが、本日も時間の合間を見て引き続き運動不足を補うためにも作務に出ました。一歩一歩更に一歩と匍匐前進するかの如き作業となっていますが着実に完成に向かっています。庭造りのコツは周りとの調和が重要ですから、「急いては事を仕損じる」の諺通りカメの如くに慌てない!慌てない!
テイカカズラ
さて日増しに緑を濃くしていき木々の葉っぱも大きく広がっていきますから実に楽しい作業となっています。皆様もぜひ初夏の宝勝寺カフェでゆっくりお寛ぎ頂きたいと願っています。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より