和尚のちょっといい話
ギボウシュ / 宝勝寺境内
このところ随分と長く良い気候が続いていましたが、週明けからは雨模様になるとの予報で本日は少林寺墓域の除草剤散布作業に出向きました。毎年定期的に除草剤を散布している効果から、最近では比較的に散布する区域が縮小され助かっています。
少林寺にて 墓域の除草剤散布作業をしました
いつも思うのですが何事もタイミングが大切で、タイミングを間違えると何倍もの労力を要しますから和尚の仕事哲学に「タイミング」と「継続」を掲げています。約200坪の墓域ですから油断しますと直ぐに雑草野原になりかねませんから、天気予報と睨めっこしながら効率よく散布しています。
作業を終え万歩計を見たらなんと約3000歩を超えておりまさしく一石二鳥とはこのことで、日々のウオーキングを兼ねての程よい運動となりました。
少林寺の奥様と懇談
午後からは島根県出雲市よりこの度の能登半島地震災害ボランティア活動参加者11名が少林寺に来られ、今晩から少林寺で宿を取り早朝から輪島市に入りボランティア活動を開始するとの事でご挨拶いたしましたが、輪島市では地震後ボランティアの宿泊所が不足しているというので少林寺を宿泊所としてお貸ししました。
宝勝寺にて 武藤様 と 堀様とともに
2泊3日でのボランティア活動とのことで、本当に頭の下がる思いでした。1月1日に発生した能登半島地震から約4ヶ月が過ぎましたが、現地では急ピッチで交通インフラ復旧が行われてはいるものの建物被害に於いては手つかずとの事、先般は四国の宇和島で震度6弱の地震が発生しますます危機感が増していくばかりの今日です。
高倉様御夫妻と
「自分の命は自分で守る」という事は承知していてもやはり限界が有ります。まずは建物の耐震補強や免振工事の費用の面で国による補助金制度を充実させて欲しいと願う今日この頃です。友峰和尚より