和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3892話 】
2024年 04月 13日 談
大安禅寺 境内裏山の新緑
愈々明日の上棟式を前に、早朝より最後の準備が整えられています。御来賓皆様ならびに檀信徒、工事関係者合わせ約130名の御出席予定となっており午後から式典のリハーサルが実施されますが、心配された天候も今のところ大丈夫という事で安堵しております。
藤田通麿総代と 愈好亭にて懇談
令和8年5月には新命玄峰副住職の「晋山式(しんざんしき)」が予定されているだけに、この度の上棟式は大きな意味合いを持っています。先代19世實道和尚の長年の悲願でもありました諸堂復興事業は親子3代に渡っての大工事だけに感慨無量のものがあります。約10年後に全ての諸堂保存修理工事が竣工を迎える予定ですが、和尚が果たしてその日を迎えられるかどうかは神のみぞ知る事象ゆえに、新命和尚の晋山式は和尚にとっても世代交代の重要な式典と言えます。
孫の永峰と
今日寺院の後継者不足が宗派の問題となっているだけに、3年後の晋山式を迎える日を楽しみにしながら健康維持に日々努めて参りたいと念じています。明日は卑山檀信徒皆様並びに工事関係者皆様とともに上棟式を迎えられたことの喜びを分かち合いたいと願っています。友峰和尚より