和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3873話 】
2024年 03月 25日 談
本堂裏手の オカメザクラ
今年は全国的に桜の開花が遅れているそうですが、開花を早めに想定し桜祭りのイベントを開催した地域はいまだに蕾のままと言いますから何とも悩ましいお祭りの状況のようです。桜がいったいいつ頃満開になるのかは桜の木本体に聞くしか方法はありません。
「梅は咲いたか桜はまだかい 柳やなよなよ風しだい」と江戸小唄にもあるように、どうやら桜も気まぐれで気候次第といったところでしょうか。寳勝寺本堂裏手の「おかめざくら」が現在八分咲きとなっており満開になるのはあと数日と思われますが、境内や霊苑の枝垂れ桜の開花は4月上旬ごろになるものと今から楽しみにしています。
境内周辺の整備をしました
さてひと冬お世話になった玄関先の雪除け三角屋根もそろそろ片付けたいと思い、本日は収納場所を手伝いの学生さんにも手伝ってもらい整備しました。時間の合間を見ながら境内周辺の後片づけと整備を続けていますが、毎年のことながら境内の木々の新芽が大きく膨らんでいるのを見るのは気持ちがとても和むものです。
イワヤツデの花のつぼみ
この時期は自然の営みをゆっくり直で観察するのもずいぶんとストレス解消になりますから、アウトドアでの作業も楽しいものです。「山花開いて錦に似たり 澗水湛えて藍の如し」で桜が満開になるのももうまもなくです!友峰和尚より