和尚のちょっといい話
北陸新幹線金沢駅~福井県敦賀駅延伸開業して4日が過ぎましたが、今のところ北陸応援割も手伝って県外からの観光客を含め多くの方が利用しているとの事で大変嬉しく思います。芦原温泉はじめ北陸有数の温泉各地の旅館やホテルも満館状態とのことですから、さっそく新幹線効果が表れ大いに賑わいを見せているそうです。本日は大安禅寺「春季彼岸会・涅槃会・御像祭」の年中行事に出頭するため一路福井へ向かいましたが、新幹線の混雑が予想されたため車での移動となりました。次回は必ず新幹線を利用したいと思っています。
文房流晴心会 野口翆智先生、黒川芳江先生とともに
到着してさっそく愈好亭にて4月14日(日)午前10時より予定されている「本堂上棟式典」について、日頃大変ご厚誼を頂いている文房流晴心会の野口翆智先生、黒川芳江先生が来寺くださり新命和尚を交えて打ち合わせ会議をしました。当日は御来賓はじめ工事関係者、檀信徒の方々約100名が御出席予定とななっており綿密な打ち合わせをしました。
1年に1度、涅槃会にてお祀りされる 涅槃図 / 福井藩松平家御抱え絵師 狩野元昭 作
明日は大安禅寺春季彼岸会並びに涅槃会、御像祭と3つの行事が合わせて厳修されます。以前は別々に行事を遂行していましたが、時代の移り変わりとともに檀信徒皆様御参詣の便宜を図るため一緒に厳修しています。御像祭は卑山開基・越前福井藩主第四代 松平光通公ならびに松平家先祖代々祖霊祭で、涅槃会はお釈迦様が入滅された2月15日の追悼報恩の法要で五色のお団子をお供えします。檀信徒皆様には万障お繰り合わせの上、ご家族皆様で御参詣賜りますようお待ち申し上げております。さて「春分の日」が過ぎますと桜の開花に合わせるかのように心も一気に軽やかになって行きますが気候不順の折、くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より