和尚のちょっといい話
いやぁ!暖かい春日和の一日となり気分も爽快でした。今朝早く大谷翔平選手と奥様との空港でのツーショット写真が初めて公開されましたが、本当にお似合いのカップルで和尚も一ファンとして心からご結婚をお祝いしたいと思います。いよいよ大リーグ開幕戦ドジャース対パドレスが韓国で予定されており、大谷翔平選手の活躍を大いに期待したいですね。
寳勝寺 裏庭のおかめザクラ
1、2輪 咲き始めました
さて寳勝寺春季彼岸会を17日(日)に控えその準備を進めていますが、この「彼岸(ひがん)」とは「摩訶般若波羅蜜多心経」の〝波羅蜜多〟すなわち梵語(サンスクリット語)で〝パーラミター〟を指し、その意味が「彼岸」と訳され平易には「迷いの岸から悟りの岸に到達すること」を言います。仏教の教えでは六波羅蜜(ろっぱらみつ)すなわち布施(ふせ)・持戒(じかい)・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・禅定(ぜんじょう)・智慧(ちえ)の菩薩行を日々励行する事により悟りの岸に到達することを意味しています。
祖霊供養もこの菩薩行のひとつですから、彼岸会にはご先祖の霊供養を通して布施・持戒・忍辱・精進の善行を修しましょう! そこで一句、「彼岸会や 地蔵微笑む 読経僧」友峰。先般、ふれあいパーク霊苑入口に祀られている六道地蔵尊に毛糸の帽子とよだれかけを寄贈くださり、各地蔵尊も嬉しそうに微笑んで見えます。石で作られているのですが、衣装を施すと暖かく感じるから不思議です。
20日の春分の日は雪マークの天気予報となっているだけに、御寄進くださった方に於いては実にグッドタイミングでの善行となったようです。「暑さ寒さも彼岸まで」と昔から言われていますが、季節の変わり目でもあり皆様にはくれぐれも風邪には十分に気をつけてください。寳勝寺彼岸会にご参詣くださいますよう御来寺をお待ち申し上げております。友峰和尚より
霊苑事務所スタッフの皆さんと 和合の茶礼をいたしました