和尚のちょっといい話
六道地蔵尊の 帽子とよだれかけを新調しました
宝勝寺ふれあいパーク霊苑入り口に六道地蔵が祀られています。平成25年(2013年)8月から金沢市の補助事業支援を受け寳勝寺本堂修理工事が開始された折、それまで本堂向拝の土間に安置されていた六道地蔵尊を一時移転保管し、平成29年(2017年)、現在のふれあいパーク霊苑完成時に霊苑入り口に安置され参詣者からの信仰を集めています。本日は福井県鯖江市在住の三谷様より寄贈された手作りの帽子やよだれ掛けを地蔵尊に着せ、穏やかな小春日和の中、子供達の無事成長を願って御祈願諷経を修しました。
御祈願諷経を 修業いたしました
これまでにも高倉様はじめ霊苑縁者の方など多くの方々から寄贈され、その都度取り換え新調させて頂きました。地蔵尊定番の赤色のよだれ掛けや帽子からこの度は編み物のお洒落な感じの色合いに替わり、とっても暖かそうでお地蔵様も何処となしか気恥しそうに微笑んで見えました。このところ寒い日が続いているだけにグッドタイミングでの着衣となり、住職としてお地蔵さまに代わり有難く感謝申し上げます。
墓参に来られた方と 霊苑管理事務所の吉田さんです
沈丁花
あたたかな日差しの中 ヒヨドリが闊歩
さて本日も墓前年忌法要が営まれましたが、久しぶりに快晴の空のもとでの法要となりました。春季彼岸会を前にして毎日のように墓前供養が修業予定となっており、ご家族連れでの参詣には祖霊を偲ぶ心温まるものを感じます。
長いようで短い人生の中で、いっときたりとも忘れず祖先の恩と父母の恩に感謝しながら過ごして参りたく思うものです。皆様の平穏無事と幸せを切に念じております。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より
馬酔木の花が咲き始めました