和尚のちょっといい話
福井市よりお越しくださった 加賀嗣朗氏 と、御子息の秀展さんです
アメリカ テキサス州ヒューストン在住の加賀秀展(ひでのぶ)さんが父の嗣朗(しろう)さんと一緒に来寺くださり、秀展さんとは3年ぶりの御目文字となりました。今から約7年前、メキシコの友人と共に寳勝寺へ来寺され金沢市内観光地を案内した際にはまだ学生さんでしたが、今では立派に成長されアメリカ・ヒューストンに於いてIT関連会社を起業し日々頑張っているとのことで、本当に嬉しくもあり頼もしく思いました。
中国茶での おもてなし
大安禅寺にも参詣し新命副住職とも色々話したそうで、久しぶりの帰国を楽しんでいる様子でした。日本の若き青年達が海外に出てグローバルに活動するのは長き人生にとって本当に良い経験となる事必定です!大いに頑張って欲しいとエールを送りたいと思います。
本堂前 の しだれ紅梅
午後からは寺町・桂岩寺御住職が来寺され、能登半島の寺院の被災状況を視察して来たとのことで沢山の被害状況の写真を見せて頂きましたが、あまりに悲惨で言葉も無いほどでした。報道されている映像とは比べ物にならないほど、想像を絶する状態にあるようです。能登に向かう途中では検問を受けたそうですが、道路は渋滞が発生しており現地に到着するにはかなり長時間を要し、現地では殆どの方が避難所での生活をされておりボランティア活動の難しさを語っておられました。
桂岩寺様が 被災された御寺院の状況をご報告くださいました
政府主導での災害復旧支援活動が続けられており一般ボランティアの活動は現在かなり地域制限があるようですが、いずれにしても現地では懸命に復旧作業が進められているとの事でした。今後復旧復興にどれだけ時間がかかるか分からない状況だけに大変心配です。明日から2月を迎えますが、せめてもの穏やかな気候が続く事を只管念じております。友峰和尚より