和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3799話 】
2024年 01月 11日 談
沙羅双樹 / 寳勝寺境内
午前中に葬送の儀が厳修されましたが、現在はこの度の能登半島地震に関連し被災により御逝去された方々の御葬儀が増えつつあります。本当に突然の訃報にご親戚の方も悲痛でやりきれない気持ちの中にあり丁寧に対応しています。
クリスマスローズ
時間が経過するとともに地震被害の実態が顕わになり想像を絶する状況が続いていますが、金沢市内には自衛隊車両や県外からの救助隊の車両が多く目に留まり、また個人でのボランティア活動は禁止されているものの市内各所に義援金箱が設置され多くの市民が寄進されています。地元のニュースでは特番を組んで現地の悲惨な状況を伝えていますが、日本全国に十分に伝わっているかが伺われます。能登半島の地域によってはいまだに孤立状態の町村が多くあるとのこと、地震発生からすでに11日が経過しているため本当に被災者の健康が心配されます。
鹿島建設(株)金沢支店 南部氏とともに
午後には鹿島建設(株)金沢支店の南部氏が御挨拶に来寺くださいましたが、元旦より休む間もなく災害復旧に当たっていることでした。多くの困難の中にある石川県ですが、これまでの災害復旧工事の経験を活かして素早い復興を切に願う毎日です。どのような状況下に置かれてもお互いの助け合いと思いやりの心が復興への大きな原動力となることと念じています。友峰和尚より
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