和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3778話 】
2023年 12月 21日 談

急激に冷え込み、激しく降りつけるアラレ

 

年末のご挨拶を頂いていますが、本当に一年間を通して色々な方々に御厚誼を頂いていることに深く感謝するものです。本日は大安禅寺諸堂修復工事に尽力くださっている松浦建設(株)・松浦義一会長が職員の方と師走の御挨拶に来寺下さいましたが、御歳91歳とは思えないほど矍鑠(かくしゃく)として尚気概を感じさせる迫力には驚かされます。諸堂の竣工は約10年後ながら、常に工事の進捗状況を案じ毎年欠かさずご挨拶に来寺下さる会長のご人徳には深く敬意を表する次第です。

 

松浦建設(株) 松浦義一会長 御年91歳

これまで手掛けてこられた 社寺建築物 のお話しをされているところ

 

 

兵庫県在住の家内の妹 画家の中島洋子さんとともに

 

昨日は神戸より義妹が家内と来寺し夕食をともにしながらゆっくり歓談しましたが、姉妹の会話が弾み絆の深さを感じ取る光景でした。歳を重ねるごとに兄弟姉妹の再会もなかなか儘ならない状況になっていくだけに、祖霊供養を通しお互いの消息を確認することの大切さを思うものです。「元気な内に」がキーワードで、今は亡き両親の年忌法要の意義はある意味「元気な内に」兄弟姉妹が揃って報恩菩提へ両親に感謝の真を捧げる席だとも思います。

 

最近の活動が掲載された新聞記事を 持参してくれました

 

 

 

 

 

今朝 義妹と家内と、中国茶で出発茶礼をいたしました

 

 

師走(しわす)とは僧侶が年末の駆け込み法要で忙しく走りまわる姿から付いた言葉だそうですが、近年ではその年忌法要も減少傾向にあり祖霊供養に対しての気持ちも希薄になっていくようです。

 

中本家 祥月命日忌御供養諷経を修業致しました / 寳勝寺本堂にて

 

さて夕刻には(株)ココ・プランニングの中本隆久会長が東京より来寺くださり、本日が御尊父様の祥月命日ということでご供養諷経を修業致しました。和尚もまた明日明後日が両親の月命日忌でもあり師走諷経を修する予定となっていますが、生前の元気な姿を懐かしく想う今日この頃です。友峰和尚より

 

中本隆久会長とともに / 本日はご来寺くださり 誠にありがとうございました

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