和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3774話 】
2023年 12月 17日 談
初めての雪が舞いました
毎日来年の干支である「辰」の色紙を描き続けていますが、最初の絵柄とはずいぶん変化して来ました。描き始めた当初の頃は絵も線も丁寧で龍の姿も実にリアルで迫力が有りましたが、描き続けているうちに次第に図柄がシンプルになってきたようです。
寒風のふれあいパーク霊苑にて 墳墓開眼供養諷経を修業いたしました
丁寧に描くことは勿論ですが如何に線を無くしていくかが大切で、最終的には最小限度の線で描けることを目指しています。なぜ極力「線」を無くしていくかと言えば、人間は想像する動物ゆえに線が少なくなればなるほど、作品を見る側にとって心の中で色々な線を想像しながら自由自在に作品を自分の想像通りに捉えることが出来るからです。龍の図のすべてを描き切ってしまうと龍自体の動きを止めかねませんから、あえて少ない線で描くように工夫をしているところです。
今日あたりから龍図そのものに如実に動きが出てきました。「龍翔(りゅうしょう)」が画題となっているだけに勢いよく天に昇っていく姿となれば最高ですね。いま政界が揺れていますが、来年は竜神の力を得て力強い政治を期待したいものです。さて和尚は皆様の幸せを念じてひたすら龍図を描いて参りましょう!!残りあと300枚にチャレンジです!頑張って参りましょう! 友峰和尚より