和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3763話 】
2023年 12月 06日 談
大安禅寺のアトリエにて
深山幽谷の世界とまでは言えなくとも十分に晩秋の大安禅寺を満喫できる風景です。自坊に帰ればいつも時間が止まったような感覚を覚えますが、やはり約1200年の悠久の歴史を有することを実感します。
庫裡中庭から鐘楼をのぞむ
ずっと風流の世界に浸っていたいのですが、本日は早朝より寸暇を惜しんで師走月の大掃除に入り、まず自室から開始しました。来年度より第2期工事の庫裡全面修復が始まるのに合わせ、これまで長年家族の自室としていた庫裡の建物から私物等を移転する作業を行いましたが、なにしろ移動道中が長いため工事関係者の方々にもお手伝いをお願いして夕刻までにはどうやら無事に終了できたようです。大掃除も兼ねていましたが、おかげさまで何処も彼処もすっかり綺麗になりました。明日も引き続き鎮守堂はじめ重要な場所を中心に頑張って大掃除に専念したいと思います。
庫裡からアトリエへ 家具を運びました
さて来年の干支である「辰」の色紙描きですが、寳勝寺の天井の中にも龍がいました。なかなか立派な龍ですね!和尚の夢の中にはまだ「ARE」は出現していません! 今少し期待して待ちましょう。
寳勝寺の天井画の中にある 龍の図
和尚の干支色紙の龍もずいぶんシンプルになって来ました。あともう一歩です!いやはやなんとも時間が有りません!今月中にあと50枚は描きたいと念じています。頑張ってやるしか手立ては無いようですね。友峰和尚より