和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3743話 】
2023年 11月 16日 談
光陰矢の如し 時人を待たず! まさに斯くの如しで加齢と共に超特急並みに日々が過ぎていく感じで、人生残された時間のカウントダウンが始まっているが如きの今日この頃となっています。誰しもが加齢に従って言う言葉ですが、「一日が早く感じてしかたない!」と。しかし昔も今も1日は24時間ですから、少しも時間の進む速さは変わっていません。ならば何が違うのかと言えば、もはや我が人生に後が無いのです。いくら頑張って生きても残り10年足らずで黄泉の国に旅立たねばならないわけですからね。いや、残り10年などと命の保証が有るわけでもありませんよ!こうなれば一日一日を全身全霊で頑張って歩むしかないとも思いましたが、それもどうかと? 残りの人生をどのように過ごしていくかが自分に今、問われています。
最近になって長きに渡り御厚誼を頂いてきた知人友人が次々と他界されていくことに驚きますが、思えば和尚も76歳ですからそろそろお迎えが来ても驚く年齢ではないのですね。これまでに御法縁を得てお世話になった方々に、元気なうちに心から感謝と御礼を申し上げねばならないと自省の念に駆られる毎日です。さて何か御礼の品をと今日も来年の干支色紙描きに専念しましたが、来年の法話の題でもあります「龍翔万年の寿」を心に秘めながら描いています。皆様が未来永劫に渡って平安で幸せな日々をお過ごしできるように念じております。友峰和尚より