和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3730話 】
2023年 11月 03日 談
「道(いい)得るも三十棒 道(いい)得ざるも三十棒」
「朝打三千 暮打八百(ちょうださんぜん ぼだはっぴゃく)」とは和尚の修行時代(20代)に師匠が常に雲水(修行僧)に向かって発していた言葉です。実に恐ろしい叱咤激励の言葉ながら、今思えば涙の出るほど有難い言葉であったと当時を回顧するものです。
あたたかな日差しが降り注ぐ ふれあいパーク霊苑
墳墓開眼供養を修業いたしました
要するに「若い時は2度ない」、「鉄は熱い内に打て」という言葉にも似て、「愚図愚図するな!朝には三千回、己に向かって鞭打ち、夕刻には八百回、己にに鞭打って修行に励め」ということです。今日75歳を迎え、もはや自分に鞭を打とうにも打つ力も気力も体力も衰えては万事休すなりしや! そこでギブアップではあまりにも情けない話ですから、筋力・体力・気力アップに励むべく日々心身鍛錬の努力を続けていく必要性を強く感じているところです。
温暖な気温により 秋のバラの見頃が続いています
さて今日は「文化の日」で三連休となっています。休日を利用しての年忌法要予定が多く組まれていますが、須らく法務遂行に集中して参りましょう!「道(いい)得るも三十棒 道(いい)得ざるも三十棒」とは中国唐時代の禅僧・徳山宣鑑禅師の言葉です。頑張って参りましょう!! 友峰和尚より
酔芙蓉とクマバチ