和尚のちょっといい話
本日はハロウィンということで全国的にお祭り気分の様相となっているようで、楽しい事は良いことですが「ハロウィン」というお祭りがいったいなんであるのか?その意味を知らない方が多いのではないかと思われます。
日本では、ハロウィン風の装飾を行ったり仮装やコスプレをしたりして楽しむ秋の風物詩としても定着しているようですが、そもそもハロウィンはキリスト教におけるすべての聖人を記念する行事でアイルランドが発祥の地だそうですから仏教とはどうやら無縁のようです。日本の盂蘭盆会の行事に似て“10月31日に黄泉の世界の扉が開き、ご先祖様の霊魂と共に悪霊も一緒に現世に降りて来る”とのことでその悪霊除けのために仮装をして追い払うのだそうで、東北のなまはげの行事にも似ていますね。
(株)伝広社の吉田専務がご挨拶くださいました
兎に角その理由はともあれ子供達が元気で楽しく遊ぶ姿は嬉しいもので、和尚も孫達にハロウィンのお菓子を色々送ってあげました。和尚はどのような仮装をしてみましょうか?どうぞご想像にお任せいたしますが、きっと仮想空間いわゆるアバターにでもなって飛び回りたい心境ですね。
飛騨高山市国府町 安国寺和尚ご夫妻とともに
さて昨日の午後には飛騨高山市国府町の安国寺和尚ご夫妻が来寺下さりご挨拶くださいました。石川県立美術館で開催されている「日本伝統工芸展」に、ご友人の仏師で人形師でもある高田和司氏が人形作品を出展されており見学に来られたとの事でした。金沢市内では現在多くのイベントが開催されていますので、皆様も是非見学に来られてはいがかでしょうか。時節柄くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より