和尚のちょっといい話
「素晴らしい朝が来た 希望の朝だ 喜びに胸を開け 大空あおげ・・・」のラジオ体操の歌声が軽やかに聞こえて来るようなとっても爽やかで気持ちの良い朝を迎えましたが、皆様に於かれましては日々恙なくお元気にお過ごしでしょうか!
本堂外壁修復 金沢市役所担当者の方々との打ち合わせ
そんな爽快な朝の天気とは裏腹に、最近よく聞く言葉に「速やかに安全な場所に避難し身の安全を図って下さい」との報道アナウンサーからの声です。本当に1年を通して自然災害が急増していることに驚きますが、近年の気候変動は地球上の各所で異変が生じており特に地震・水害・風害・森林火災の多発は人類史上危機的状況に有ります。それに対する各国の対応策の意見が一向に進展せず深刻度は増すばかりとなっているように思います。
本堂後方 外壁修復工事が進んでいます
「災害は忘れた頃にやって来る」の標語は今や「災害は今日にもやって来る」状況にあり、ホームセンターなどでは防災用品コーナーが特別に設置されており各家では緊急時の防災袋設置などはかなり浸透してきたかと思います。
金澤伝燈寺里芋研究会事務局 千田さんと桝田さんとの 打ち合わせ
今年の冬は暖冬との予報ですが、これとて油断は禁物です。和尚も自然災害発生に備え色々な防災用品をお寺に備えるようにしていますが、自家発電機や非常用の飲み水、食料などまだまだ不十分で今後も少しずつ補充していきたいと思っています。つい先日は地震でもないのに津波が突然発生し警報が発出されました事を鑑みてもますます各地域における防災訓練も不可欠となっているだけに、お互いの助け合いと団結が命を守る大切な要素となっています。爽やかな秋の朝を迎えながら平穏無事の今の有難さに感謝すると共に、有事に対する備えの大切さを切実に思う昨今です。
さて本日も午後3時より、現在進行中の本堂裏外壁修復工事視察と打ち合わせのため金沢市文化スポーツ局歴史都市推進課の中村主査並びに職員の河村氏が来寺されました。また伝燈寺里芋奉納祭の打ち合わせのため事務局の千田さんと桝田さんが来寺されましたが、10月も下旬に向けて次第に慌ただしさを増す日々が続いていくようです。友峰和尚より
「伝燈寺大祭」準備の日々が続きます