和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3616話 】
2023年 07月 12日 談
実に目まぐるしく変化する空模様の一日となりました。にわかに暗雲が立ち込め、カミナリの轟音と雨風を伴って強烈に降ってきたかと思うと直ぐに雲間から太陽が現れからりと晴れ渡るなど、終日安定しない気候変動となったようです。午前中には少林寺お檀家様の葬送の儀を修業しましたが、出棺の際には穏やかな天気となり、100歳の人生を歩まれた故人の御徳を偲ぶかのようでした。
松浦建設(株) 松浦義一会長がご挨拶に来寺くださいました
午後からは松浦建設(株)の松浦義一会長がお孫さんとご挨拶に来寺くださり、大安禅寺で進行中の諸堂修理保存工事の進捗状況などを話しながら歓談している途中で、現在寳勝寺の修復工事等でお世話になっている高倉さん御夫妻が同席しての和合の席となりました。
「来る人も 又来る人も 福の神」という言葉が有りますが、松浦義一会長も御年90歳と8ヶ月を迎えてなお矍鑠(かくしゃく)としておられ、一言一句に気迫を感じさせ、90歳を越えているとは思えないほとの話しぶりでした。
高倉さんご夫妻とともに
和尚はまだ75歳、松浦会長から見れば青二才の若造ぐらいの程度でしょうか。最近次第に先輩諸氏がご逝去され寂しさを感じる70世代、松浦会長には益々弥栄で長生きして頂きたいと念ずるものです。友峰和尚より