和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3600話 】
2023年 06月 26日 談
「 無 事 」
今夜から再び雨模様が続くそうで、しばらくは梅雨の逆戻りといったところでしょうか。午前中から気温が上昇し日中には28℃を超えるなか、寺カフェ利用のお客様が汗を拭きながら涼しい部屋でゆっくり寛がれていました。
桂岩寺御住職 が 来寺くださいました
午前中に寺町・桂岩寺御住職が来寺され7月卑山盂蘭盆会の打ち合わせを兼ねてしばし歓談しましたが、石川県内の各寺院の現況についても話題に上がり、今後の寺院運営の難しさを痛感したものです。
「 香 風 」 「 清風名月 」
昨日は少林寺に出向き奉謝品用の墨蹟制作をしましたが、和尚にとって書に親しんでいる時が一番リラックス出来るようで、作品も納得のいくものに仕上がり本日はさっそく額に入れ書院に飾ってみました。季節ごとに書く禅語も替えていますが、近年は床の間も減少傾向にあり季節の言葉の掛軸を掛けて鑑賞するゆとりの時間が欲しいものです。
「 是什麼 ( これなんぞ ) 」
小額などは玄関や居間に掛けられるため、日常の言葉を選んで墨書しており、一日の座右の銘として過ごされるのも気持ちが和むものですね。さて明日から長雨が予想されますが、どうかくれぐれもご自愛くださいますようご祈念申し上げます。友峰和尚より