和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3582話 】
2023年 06月 08日 談

紫陽花 「墨田の花火」 / 寳勝寺玄関にて

 

花でなくとも濃い緑の草木を見ているだけでも心が和み、夕刻より雨模様の天気となりましたが雨もまた風流でいっそう木々の緑を濃くしていきます。疲れた体には自然の風景を眺めるのが極めて効能があるようで、人間の身体の具合も自然の営みも一体なのかも知れません。

 

沙羅双樹

本堂にて 初七日忌法要を修業いたしました

 

午前中に葬送の儀を修業しましたが、昨年7月に面談した故人との約束を本日は無事に果たせ、心よりご冥福をお祈りいたしました。コロナ禍の社会が続く中で人々の通常の価値観がコロナ禍以前とはずいぶん様変わりしてその変化には驚くばかりですが、それだけに法務遂行の際には追善供養の大切さを丁寧に説いています。

 

「 心 」

 

さて手術から3日目を迎えましたが、今のところ順調に回復しているように思います。それにしても現代医学の目覚ましい発展には驚くばかりで、大腸ポリープ切除手術をして次の日には現場復帰できるなんて昔はとても考えられないことです。もちろん養生には心掛けていますがただ只管感謝感謝です。

 

スカビオサ

 

主治医の武藤先生が「和尚さん、今回ポリープが見つかって、すべて切除出来て本当に良かったと思います。」と笑顔で言われた言葉にはジンときました。「安心してください」「大丈夫ですから」の先生の言葉を胸に刻んで、少しでも前進できるよう精進して参りたく思います。頑張って参りましょう!負けてたまるか! 友峰和尚より

 

「 夢 」

 

 

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