和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3565話 】
2023年 05月 22日 談
少林寺本堂前の 菩提樹
野町・少林寺の菩提樹の木が老朽化し倒木の恐れがあるため伐採することにしました。年季の入った老木だけに懇ろに御祈祷を修し、後日伐採する予定です。すでに立派な葉を茂らせており、葉っぱの一部を押し葉にして記念に保管しておこうと思っています。
伐採するにあたり ねんごろに御祈祷をしました
本日午前中に行われた 納骨法要のようす
午前中は曇り空でしたが夕刻には雨模様となり、本日は黄砂注意報が出ていただけに有難い雨となったようです。このところ墓前供養が続いていますが、初夏の小鳥たちがしきりに鳴き読経の声とコラボして実に絶妙なタイミングで美しい声を披露するかのようでした。和尚も連日霊苑内での読経三昧となっているので、小鳥たちもそれを承知して和尚に合わせて合唱しているのかも知れませんね。
「 □△〇 」 渓仙 書
最近は外国人観光客の方が必ず寺カフェに来られますが、一様に歴史ある堂内の雰囲気を楽しんでいるようでした。特に床の間の掛軸に興味を持たれ、沢山写真を撮っている姿が印象的です。掛軸の言葉どおり「無一物中無尽蔵 花有り月有り楼台有り」の好時節! 大いにリフレッシユして参りたく思うものです。友峰和尚より